-GO! OUTDOORS!!!-　my-reds家のキャンプ日記

8月某日。

私は都内のとある場所に家族を連れて侵入を試みた。


結論から言えば・・・私にとっては悪魔のような館だ。

そして、これから先、読まれる方は注意されたい。心の広い方だけ読んで頂きたい。
なぜならまったく夢のない話ばかりである。ファンの方には怒られそうな話ばかりだからだ。

でも、一応、素直な気持ちとして記録を残しておきたいのだ。

ここに訪れたのは、3年ぶり2回目。これが甲子園出場ならなんて嬉しいことだろうか。
でも、違う。時間を割いてお金さえ払えば誰でも行けてしまうのだ。
今回もアネキさんとイモウトさんへの誕生日プレゼント代わりに連れてきたのだ。



今回は久しぶりに安く入場できるブツを入手できたので行ったのだが、
まだまだショーやアトラクションを満喫できる年齢ではないのでパスポートは購入せず安く済ませた。
それでも湯水のように小銭単位で消えていく懐の中身に無性に不安を感じるのである。
ちなみにこれは300円だ。



今回の狙いは「ジュエルペット」というキャラクターものを満喫することだ。
3年前に来たときには無かったキャラクターだが、ここ数年で恐ろしくメジャーなキャラになったらしい。
恐るべしサンリオのキャラクター作り。シスターズを虜にしている。



今回はジュエルペットの夏祭りということで特設コーナーがあったのだが、
これがまた恐ろしく大人たちからお金を引き出す仕組みになっている。
いくら入場券を払っても、パスポートを持っていても別払いというやつだ。



1人5個パワーストーンを選ぶだけで500円。
なのにパワーストーンを買った人には隣のコーナーで+100円でネイルをしてくれる。
頭がおかしくなりそうな意味不明な金額設定だ。既にこの時点で金銭感覚が崩壊した。



まあ、今回はシスターズに楽しんでもらおうと思って来たので別に文句を言っているわけではない。
個人的な、そして客観的な、いや、主観的とも言える感想を述べているだけだ。
現に、シスターズはものすごく楽しんでいた。



このジュエルペットの夏祭りと題した特設コーナー。実に微妙だ。
まったく大人が楽しめるような雰囲気作りはされていないのだ。
とは言え、子供達はしっかり楽しめてしまう程度のお金の掛かっていない雰囲気作りなのだ。



縁日的にお金を払って遊んで、ポイント貰ってそれで品物と交換。そんなコーナーもある。
スエッコ君は私同様に暇なのでオネエちゃんを口説いているようだ。羨ましい・・・



普段なら多分やらせてあげないようなことばかりさせてあげるのも誕生日プレゼントだろうか。
フワフワの遊ぶやつなんかもあった。1人300円徴収される。我が家だとさりげなく英世が必要だ。



さすがにこれはスエッコ君も楽しかったようだ。プライスレスと思いたい。
ちなみに、3歳以下は大人の付き添いが必要だそうだ。



あとは、まったくもってどこに来ているのか良く分からない。
隣のゲームコーナーで結構遊んでみた。まあ、普段は行かないからいいとするか。



こんな自分でさえもUFOキャッチャーをやらずにはいられなかったのだから恐ろしい魔力だ。



食事に関してももはや言うことはない。
ここまで来たら中途半端にケチケチするのが馬鹿らしくなる値段設定だ。
当然、シスターズにはバースデーバーレルというおめでたいセットになるわけだ。



ちなみに1600円するが、ほぼBOX・カップ代だと思っていい。確かに、記念にはなる。



これは780円だっただろうか。もはやここまで来ると何も悩むこともない。
素直に高額なノリとナルトを美味しくいただいた。



そして、さらに各所にキャラクターモノのグッズのショップがある。
まあ、これはディズニーでも同じことだ。かつての恐ろしい記憶がよみがえる。



今回もパスポートは買わなかったので、無料で見れるショーを2つほど観覧した。
そうなのだ、無料で見れるはずのショーなのに、子供がショーに参加可能なタイプのやつでは・・・
変身グッズなるものがあるのだ。1人600円。む、無料ではない。マントやティアラやボンボンなどを身につけたようだ。
ちなみに当然場所取りは私の役目だ。それは特にいつもと変わらない。



このショーはキティやジュエルペット達と一緒に行進したり踊ったりできるやつだ。
なんとなく現場では違和感無く楽しんでみていたが・・・
この写真で振り返るとちょっとアブない気がしてきた。



以上、これはあくまで夢を持てない大人の悲しい夏休みの感想文である。


とは言え、シスターズをはじめスエッコ君まで十分楽しめたことは間違いない。
シスターズにとってはとてもいい誕生日プレゼントな一日になったと思われる。
サンリオキャラクター好きな家族サービスとしては聖地巡礼であることは間違いないのだから。
ぜひ、夏休みの思い出作りにオススメしたい。


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ちなみに、夏休みの日曜日ではあったが、言うほど混んではいなかった。
特に入場制限などもなかったのではないだろうか。
開場1時間前くらいに現地に到着したが、普通に地下駐車場に駐車もでき、入場待ちの数も若干だった。


客層は・・・やはり幼児くらいを連れた家族連れか、コアなファンの方がほとんどだ。
アトラクションをはじめショーなどもディズニーほどの混み方もない。
そして、屋内なので涼しいし雨も関係ない。これは大人には助かるポイントだ。


さて、前回来た時も思ったが・・・私はもう来ないだろう。
後は、シスターズが勝手に彼氏と行ってくれれば十分だ。
と思ったのに気がつけばまた来てしまったのだ。新たなキャラクターの出現のおかげで。


もともとは軽々しく嫁さんに提案したことが始まりだったが・・・
数日前に提案撤回を試みたが、既に嫁さんの心の準備が出来上がっていたのだ。ここで諦めた。


別に覚悟はしていたことだ。
これで買おうと思っていたシングルバーナーが当分買えそうになくなった程度のことだ。


その程度のことなのだ。家族にとっては。




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