アルコールバーナーの火力。

my-reds

2012年06月18日 11:30

以前、Esbitのアルコールバーナーのレポをしましたが、アフロマンさんより素朴な疑問を頂きまして。
そんなに自分もあまり意識しないで使っていたアルコールバーナーのその火力


言われてみれば、火力が弱いのは十分承知でしたが実際どれほど弱いのか。
久しぶりに家でノンビリしていた昨日、ちょっと試してみました。



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ちなみに、私が所有してるのはEsbitのクックセット アルコールストーブ付ってやつです。



Esbit(エスビット) クックセット アルコールストーブ付

ポットが2種類、ゴトクを兼ねたウインドシールド、
固形燃料用トレイ、そしてアルコールバーナーがセットとなっています。






蓋を兼ねている小さいほうのポットを外すとこんな感じ。
我が家の場合は嫁さん持ち出し用の防災用品を兼ねているので、
付属品以外のモノを色々中に入れています。



固形燃料、ウォータープルーフマッチ、燃料となるアルコールをナルゲンボトルに入れて。
クッカーの中にバーナーにプラスしてこれだけ入れば十分ですね。



で、今回はアルコールバーナー本体に敢えて半分くらいのアルコールを入れて湯沸かししてみました。

スイマセン。性格がテキトウなので軽量しません。(笑)
といのも、頻繁に使うわけではないのでアルコールを本体に入れっぱなしにすることもなく、
使う分だけアルコールを入れることが多いのでだいたいいつもこんな感じです。

また、今回は燃料が勿体ないなというのもあって・・・

と申しますのも・・・

「注:我が家の場合は嫁さん向けの防災用品を兼ねている点や自宅内での使用、
 家族が使用することを想定して、燃料は無水エタノールを使用しています。

 酒税がかかり高価ではありますが、メタノールに比べて毒性も低く、
 洗浄用や人体以外の消毒用としての使用ができるためですね。
 また消毒用エタノールと同程度まで希釈すれば一応消毒用としても使えるみたいですしね。

 で、お安いものの毒性の強いいわゆる燃料用アルコール私が屋外で使用する場合に限って使っています。
 メインはケロシンランタンのプレヒート用ですが。

 とうことで、無水エタノールと燃料用アルコールで火力の面でどの程度差があるかは分かりませんが、
 安全を考慮して今回も無水エタノールで試しております。




Esbit(エスビット) アルコールバーナー

アルコールバーナー本体だけであればこちらですね。
トランギアのに比べてフレームレギュレーターにハンドルがついているのが便利ですね。






環境的には・・・自宅で室温はだいたい24度くらいかな。換気扇下なので若干の風の流れあり。
水の量は550mlくらいの蛇口からの水道水。水温不明。イメージ的にはペットボトル約1本分。
大人2人分の朝コーヒーを賄うにはこれくらいの水の量が欲しい気もしますからね。



で、アルコールバーナー特有の最初の火力の弱さがあるのがちょっと寂しいので着火後1分程待ってから
ポットに入れた水を載せて沸騰テスト開始。  原因は不明ですがちょっと燃焼状態悪かったかもですね。


その結果・・・



こうやって改めて待ってみるとかなり時間がかかりました。
2回ほど試してみましたが沸騰するまでに約10分かかりました。


こんなにかかってたんだ~。というのが正直な感想ですかね。
フィールドでノンビリした気持ちで、ボーっとしながら、
更には他の事をしながらだったり、また更には景色を見ながら・・・なんかだと感じない時間感覚です。


まあ、1人分の200mlくらいだったら半分くらいの時間では沸いているはずなので余計感じないのかもですね。(笑)



で、試しにこちらも嫁さん持ち出しの防災用品を兼務しているEPIバックパッカータイプのバーナー
こちらでは同程度の条件下、同水量で約3分半で沸騰しました。



EPI(イーピーアイ) BPSA-IIIストーブ

現行モデルではこれに近いでしょうかね。
私が持っているのはBPS-Ⅲに風防が後付けできるタイプなので純粋にはもうないタイプですが。
最もシンプルなタイプで信頼性のあるロングセラーモデルですね。




こうやって改めて比較してしまうと明らかに火力が弱いよね~。という結果にはなりましたね。


まあこれをどうとらえるかはアルコールバーナーに何を求めるかでしょうかね。


私個人としては前にも書いたように、

ランタンなどのプレヒート用に持参することが多いアルコール燃料の有効活用と、
燃焼音がほとんどしない利点をフルに生かして、キャンプ場での静かな朝のコーヒータイムに、
ひっそりとお湯を沸かすにはピッタリのアイテムだと思ってのことですからね。


そして、燃料的にもドラッグストアなどでも手に入りやすいアルコール燃料ということで、
多少は防災用品の多様化にも一役買っているかもしれないなと。



まあ、当然ですが、過酷な環境下で1秒でも早く湯沸かししたい人が使うべきバーナーではないですよね。(笑)
あとは一般論ではありますが、燃料用アルコールの取り扱いは危険性含め十分注意する必要がありますね。



とうことで、あくまで個人的な条件下のもとでのテストですのでどこまで参考になるかは分かりませんが。
これで・・・待てない時にはアルコールバーナーは使うべきではないなというのも再認識しました。(笑)


何かのご参考までに。

Esbit(エスビット) クックセット アルコールストーブ付の紹介レポはこちら


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